製品名 | Spironolactone Tablets USP 100mg 100tablets |
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製造元 | Sun Pharmaceutical Industries, Inc. |
分類 | 抗アルドステロン薬 |
内容量 | 100錠/本 |
関連薬 | ハイレス100mg / ハイレス25mg |
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スピロノラクトンはアルダクトーンのジェネリック薬です。
アルダクトーンは副腎から分泌されるアルドステロンというホルモンの作用を抑え、腎臓で水やナトリウムの排泄を促します。
カリウムの排泄を抑えることで尿の量を増やし、体内の余分な水分を排出してむくみを抑えてくれるお薬です。
また、同時に血圧も下がるため、心臓の負担も軽くなります。
スピロノラクトンはそのアルダクトーンのジェネリック薬なので、同等の作用が期待できますが、価格は抑えられています。
その他には、女性ホルモン作用があるという特徴から、AGA(男性型脱毛症)の治療に効果があるとして注目されているお薬です。
AGA(男性型脱毛症)はDHT(ジヒドロテストステロン)が原因となって起こります。
DHTは男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという酵素によって活性化されたものです。
これが毛乳頭細胞にあるレセプター(男性ホルモン受容体)と結合すると脱毛に関するタンパク質を生成し、毛髪の寿命を縮め発毛サイクルを乱します。結果、薄毛になってしまうのです。
これまで抜け毛を防ぐ成分としては、男性ホルモンの働きを抑えてDHTの生成を阻害するフィナステリドがありました。
スピロノラクトンはそれとは違い、女性ホルモン作用でDHTがレセプターを結合するのを防ぐことで抜け毛を減らすという特徴があります。
臨床試験では70~75%に抜け毛の減少、および発毛の効果があったことが確認されています。
成人はスピロノラクトンとして1日に50~100mgまでを2~3回に分けて服用します。
錠剤はカット等して服用量を調節してください。
※通常、「原発性アルドステロン症の診断及び症状の改善」のために使用する場合は他の薬と併用します。
女性ホルモン作用があることから、男性が使用すると胸が大きくなったり性欲が減退するなどの副作用があります。
女性の場合は生理不順や、妊娠中の場合は胎児への影響も指摘されています。
その他、報告されている副作用は肝機能障害や高カリウム血症、不整脈、めまい、嘔吐、だるさ、頭痛、発疹などがあります。
注意事項としては、スピロノラクトンはあくまで利尿薬として使われてきた薬であって、育毛の効果はあるものの正式に育毛剤として認められているわけではないということです。
スピロノラクトンはホルモン剤になりますので、妊娠中・授乳中である場合には使用できません。
服用中のお薬がある方や通院中の方、特に心疾患や動脈硬化症の場合、肝臓障害などがある方の使用は必ず医師にご相談ください。
また、霧視などの視覚症状が起こることがあります。自動車の運転等、危険を伴う作業は行わないようにしてください。
尿がまったく出ないときや急性腎不全には用いません。
スピロノラクトン100mg
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